【温活】コツをつかんで温めたら尿意が治まった話

2025年3月26日水曜日

温活 頻尿 文献

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先日、冬に増えてしまう尿意を減らす対策を練るために、尿意の増減について、文献を交えて考察する記事を書いた。


ここでの学びから、尿意を抑えるためにどうすればよいかを試したため、実際に尿意を抑えることができた方法を紹介する。

継続している取り組み

アルコール・カフェイン摂取を控える

アルコール類や、カフェインを含むお茶・コーヒーには利尿作用があるため、日ごろからあまり飲まないようにしている。

特に夕方以降に飲むと、寝つきが悪くなったり、眠っている途中に尿意で起きてしまったりする恐れがあるため、コーヒーが好きな人は午前中までに飲むなど時間帯に気を付けていただけると良いと思う。

減塩、夜の刺激物・果物を控える

塩分や刺激物(辛い物、すっぱいもの)は、体がバランスをとるために水分を多く欲してしまい、その分頻尿につながる。

生のままの摂取が多い果物は身体を冷やしたり、ビタミン・ミネラルがある分利尿作用があるものも多かったりするため、注意が必要だ。

コーヒーと同様に、刺激物も果物も夕方以降は控えるのが望ましい

入浴する

習慣的に毎日湯舟に浸かっているが、特に寒い時期は芯から体を温めることが重要だ。

新しい取り組み(温活のコツ)

湯冷め対策

入浴して血の巡りが良くなった体は、あっという間に冷えてしまう。
ほかほかのうちに保湿をしてから服を着こみ、保温機能の高い靴下を履くのが良い。
以下の記事にも温活の詳細が載っている。

カイロの活用【必見!】

この記事で一番語りたいのはここである。
以前からカイロにはお世話になっているが、今回は貼る部位が肝で、こだわった。

下腹部

頻尿の対策で温める場所として、下腹部が真っ先に浮かぶ人が多いと思う。また既にやっているという人も多いだろう。

女性の体の仕組みとして、前(お腹)から後ろ(お尻)に「膀胱」「子宮」「腸」の順に並んでいるため、膀胱近い下腹部を温めるのは当然効果があると言える。
その効果について、文献①を紹介したい。

●研究内容
蒸気温熱シートを使用した湿熱加温は、健康な若年女性の排尿回数および QOL にどのような影響を与えるのか、腰部あるいは下腹部への加温による影響を確かめた。
●排尿回数に関する結果
1日の排尿回数が7回以上の被験者において、排尿回数の有意な減少を認めた

このように、下腹部を温めることはトイレの回数を減らすのに効果があるようだ。

腰部

下腹部の項目にあった文献①の通り、腰部も効果があるようだ。

そういえば、大学で形態機能学を学んでいたとき、「腹痛や腹部の不調があるときは腰を温めるのが良い」と先生に言われたことを思い出した。

理由で覚えているのは、❶腹部よりも皮下脂肪がつきにくい腰部の方が熱が伝わりやすく、筋肉の緊張が和らぎやすいこと、❷腸を支配する自律神経*がある脊髄と腰からの熱を感じる神経の位置が同じため、腸に影響すること の2つだ。
❷に関しては、便秘解消が期待できる的な文献があると、当時聞いた覚えがある。

自律神経
交感神経と副交感神経の2つによって、呼吸や血圧などの調節を行う神経。
交感神経は、緊張状態のときに優位に働き、体内の働きを活発にする。
副交感神経は、リラックスしている時に優位に働き、体内の働きを穏やかにする。

ちなみに、都内のクリニックのサイト(文献②)において❷の補足となる情報があった。
仙骨からは、自律神経の一種である副交感神経の束が、下腹部に向かって伸びています。
ちなみに、唯一、体の外側から自律神経を刺激できる部位が2つあります。
一つは首の後ろ、もう一つが仙骨なのです。
特に、体の緊張を緩めるという点では、仙骨への刺激(温めること)が有効と言えるのです。
仙骨は場所でいうと、お尻の割れ目の少し上の辺りのことだ。
ちなみに同文献の「仙骨を温めるとどんな良いことがある?」の項目では、複数のメリットが示されており、その中に「頻尿が改善する」と書かれている。

また、下腹部の項目で紹介した文献①でも、穏やかな湿熱加温は自律神経活動を刺激し、交感神経活動の抑制あるいは副交感神経活動の亢進が促され、排尿回数に影響が出たと推測されていた。

このように、腰部(仙骨部)を温めると、自律神経を介して体の緊張が緩むとともに、トイレに行く回数の減少につながるようだ。

股間【女性限定で激推し】

実は、今回最も効果を感じたのは、股間にカイロを貼った後だった。

股間にカイロを貼っていた日は「さすがにトイレに行った方がいいかな」と思ってからトイレに行ったほど尿意を感じず、実際に1日にトイレに行った回数は平均4.5回だった
ちなみに、股間にカイロを貼っていなかった頃の寒い日のトイレの回数は、8回/日くらいだった。

カイロの貼り方【自己流】

やり方は簡単で、タイツや重ね履きショーツの上から、下着のクロッチの辺りを覆うようにカイロを貼るだけた。

カイロは肌に直接貼ってはいけないのは当然だが、衣類を2枚ほど重ねた上から貼るのが、低温やけどを予防しつつ下着の中が蒸れずに温まるポイントである
ちなみに、布or紙ナプキンや尿漏れパッドを着用している場合は、それを衣類1枚分と換算してカイロを貼るなど、気候や体調によって調整している。

★このやり方はあくまで自己流のため、くれぐれも低温やけどにならないよう、個々に快適な使用感を探っていただきたい。

"股間にカイロ"に行きついたきっかけ

お腹が冷える原因を考えたとき、冬場なので外気温によって冷えたというのがしっくりくるが、他にも冷たいものを食べて直接的に胃腸が冷えたり、トイレの便座が冷たくて冷えたり、夏であれば海やプールに浸かって冷えたりするだろう。

そこで、温かいものを飲んだら一時的に胃腸が温まるように、直接的にお腹の中を温める方法はないかと探り、股間にたどり着いたのだ。

なぜなら、股間は排泄の出口であることから、寒い空気が入ってきそうなところを温かいもので塞げば防寒になるのではという発想と、尿道~膀胱、膣~子宮、腸など内臓につながっている部位のため、温まり方もダイレクトなのではという予想をしたからだ。

少し調べてみると、看護師向けのサイト(文献③)に以下の記述があった。
消化管や腹部臓器などは新陳代謝が激しく、熱を盛んに産生するにもかかわらず放熱されないので、高温を示します。(中略)
筋肉や皮膚の温度は熱の生産量が少なく、放熱が起こりやすいので、低くなります。
このことから、熱が作られやすく逃げにくい内臓につながる股間を温めるのは理にかなっていると思われる。

我ながら大発見だと思っていたが、ネットを見たら既に試されており、「おまたカイロ」という名がついていた。そして、産婦人科医が取材された記事もあった(文献④)。
記事の中には頻尿の改善に役立つことが記されており、
カイロの熱が膀胱に伝わって本来の機能が高まり、残尿感や排尿回数の軽減が期待できます
温まると逆にトイレが近くなる人もいますが、それは一時的なものなので心配はいりません。
とのことだった。
この記述で、前の記事で触れた「温まった直後に一時的にトイレの回数が増えた」という私の実体験および予測も肯定され、予想外に嬉しかった。


ちなみに、股間を温めるのが女性限定なのは、男性器は温めると不妊につながるからだ。

個人の感想

やはり必要以上に尿意を催さないためには、体が温かい状態を保つことが重要で、そのためには体の中を効率的に温めることと、その温かさを維持することが必須となる。

効率的に温める方法としての股間にカイロ、個人的には大変効果があったため、是非試していただきたい。

男性には、腰(仙骨)の辺りを温めるのをお勧めしたい。
文献②によると、湯舟になかなか浸かれないという方は、40度程度のシャワーを仙骨に30秒ほどあてるだけでも効果があるようだ。

参考文献

細野他(2011).「湿熱加温の健康な若年女性の排尿回数およびQOLへの影響」.日本看護技術学会誌10(3)

②潤クリニック(?).「仙骨を温めて自律神経を整えよう」.https://jun-cl.com/pdf/leaflet_14.pdf

③江口正信(2016).「体温を測定する場所が決まっているのはなぜ?」.看護roo!HP. https://www.kango-roo.com/learning/2450/

④週刊女性PRIME(2022).「産婦人科医が実践する“おまたカイロ”のすごい効果!生理痛の軽減に更年期症状・頻尿の改善、低コストで続けやすい膣温活」.https://www.jprime.jp/articles/-/25578?display=b#google_vignette

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