【睡眠】不眠対策にハーブティーが効いた話

2025年2月17日月曜日

温活 不眠 文献

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最近夜の寝つきが悪い。
日頃の運動不足に加え、寒暖差や気圧変動の影響と思われる。

朝に陽の光を浴びたり、食事や入浴の時間を調整したりなど対策したが、それでも眠いのに寝付けない日が続いた。

今度は何を試そうかと考えていた時に、以前どこかのレストランで締めに出てきたハーブティーを飲んで眠くなったことを、ふと思い出したのだ。

ハーブティーを飲んでみた

試しに近所に売っているハーブティーを買って飲んでみたところ、寝つきが良かったのだ!
その日だけたまたまかと思ったが、時々寝る前に飲むと、その後の寝つきはやはり良かった。

人におすすめしたいと思いつつ、自分との相性が良かっただけかもとも思い、ハーブティーのパッケージを読んでみた。
どうやらカモミールが入っていたのだが、よく聞くものの、どんな薬草かはよく知らない。
ひとまず、ネットで検索してみた。

カモミールについて調べてみた

海外の評価

厚生労働省eJIMによると、カモミールは古代医学書にも記述がある薬草で、現在では不眠や不安、胃のむかつき、ガス、下痢などの胃腸障害に良く、皮膚症状やがん治療に起因する口内炎に局所的に使われることもあるそうだ。

ただ、これらは海外の情報であり、「研究が少ないため、健康に対するカモミールの効果はあまりわかっていません」という記述もあった。
では、日本国内ではどのような評価なのだろう。

国内の評価

東京保険医協会の月刊誌(2022年発行)では、「カモミールなどのハーブティーは沈静効果があります(中略)また自動車など運転前には飲まないでください。」とある。
運転前に飲まない方がいいほどの鎮静効果がありそうなことに驚きつつ、この根拠となる論文はないものかと調べてみた。

すると、ネット上で2000年代のカモミールティーの研究の資料がいくつか見つかったので、そのうち2つを紹介する。

1つめの研究資料

●研究内容
紙と鉛筆で計算をする心理テストを行い、その後に白湯を飲んだ人とカモミール茶を飲んだ人の感情と自律神経の変化を測定し、主観的・客観的効果を確かめた。
●測定内容
感情は質問紙MCL、自律神経は心電図データと末梢皮膚温
●結果
カモミール茶を飲んだ後は、リラックス感と手足の温度が上がり、心拍数が下がって副交感神経が優位になるなど、主観的・客観的両評価の間に良い対応がみられた。

2つめの研究資料

●研究内容
カモミール茶または白湯を毎夕食後に摂取するのを3週間継続し、その前後の測定値を確認して継続摂取の効果を確かめた。
●測定内容
リラックスは脳波と末梢皮膚温、快刺激は唾液アミラーゼ活性、感情は質問紙MCL
●結果
カモミール茶を継続的に飲むことは、ストレスを軽減し、リラックス感を高め、感情を良好に保つ効果があった。

まとめ(個人の見解)

2つの研究資料を拝読した結果、カモミールティーには、確かに体を温め、リラックスさせる効果があるように思える。
また、それらの効果は心地よい入眠の条件にも当てはまる。

すぐに寝付けるようにならないとしても、心身が穏やかな状態で布団に入るだけでも体が休まるため、寝る前のカモミールティーは是非おすすめしたい。

参考・引用文献

・森谷 絜他(2002).カモミール茶摂取による自律神経機能と感情指標の変化.J-STAGE.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbf/28/0/28_KJ00000929090/_article/-char/ja/

・金澤康子他(2009).夕方摂取のカモミール茶によるストレス軽減効果の検討.天使大学紀要,9.https://tenshi.repo.nii.ac.jp/record/147/files/KJ00006055419.pdf

・竹内真弓(2022).よりよい睡眠のために日常でできる工夫.診療研究,583.https://www.hokeni.org/docs/2022112800017/file_contents/sleep.pdf

・大野智監訳(2021).カモミール.厚生労働省eJIM.https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/10.html

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